成績がまぁまぁなのに満足しちゃってるとヤバイ!?原因と改善点
テストの点が上がってなかった時や、成績表が返ってきた時あなたは最初に何を思いますか?現状に満足してるとヤバイ?今回はその理由と改善点ついて紹介します。
成績表が返ってきた時、あなたは何を思う?
成績表が返ってきた時、落ち込む人、もしくはまぁまぁ見たいな顔してるクラスメイトがいますよね。この中で落ちこでる人は伸び代があると言えますが、まぁまぁという顔をしながら、そんなにいい成績じゃない人っていますよね?こういう人は結構やばいです。
まず、現状にある程度満足しているということなので、あまり努力しなくてもいいかという思考になってしまいます。そして、成績がある程度取れていると、〇〇は良くなかったけど、〇〇が良かったから、良かった。他の子の成績を見てあの子よりは上だから大丈夫!!などと思ったりしていませんか?あなたの満足度が、下から数えた方が楽、ビリじゃないからOKとなっていると非常にヤバイことになります。
悪いところを見たくない心理
人は綺麗なところだけ見ていたいという人がほとんどです。でも、本当は何が正しいか、わかっているんですが、どうしても楽な道へ「今」進みたいと思ってしまうのです。でも賢い人は「未来」が楽になったり、勉強はただの通過点でしかなくて、夢ややりたいことを叶えるためのツールのように考えている人が多いのです。
ですが、それに気づくことがむずかしく、楽であればあるほど嬉しいという人は多いでしょう。
そして、誰かと比べたりして安心したり、ビリじゃないことに安心してしまうのは、人は、自分の価値を保つために心理的に防衛機能を働かせます。この場合、「下には下がいる」と考えることで、自分の現状を脅威ではないと錯覚してしまうようになっています。
「最悪ではない」という感覚が、自己否定の痛みを和らげるという働きを起こしてしまいます。
また、大きな努力や変化は心理的に負担が大きいため、現状を維持する傾向があります。下から数えて安心する人は、「現状がそれほど悪くない」と思い込むことで、変化の必要性を感じにくくなっている可能性があります。 「これでいいや」と思うことで、行動を起こさなくても良い理由を作り出してしまうのです。
あなたはそのような状況でいい成績を出すことができますか?
他責思考をやめる
他責とは、物事・結果の原因や責任が他者にあると思いふるまう事です。
他責はとにかく自分が原因ではないという考え方です。他責に向かう矛先は人だけではなく物や環境にまで及びます。他責思考になると楽ですが、特に人と関係を壊すことになり、気づけば周りに誰もいなくなってしまい孤独になってしまいます。
このようにならないために他責思考にならないことが必要です。
問題を分解して、自分の影響を考える(続き)
他人や外部要因に目を向ける前に、まずは自分が影響を与えられた可能性を探ります。このプロセスを繰り返すことで、他責ではなく自己改善に意識が向かうようになります。
「選択の自由」を認識する
たとえ環境や状況が困難だったとしても、自分には「どう対応するか」を選ぶ自由があります。
- 「〇〇のせいでうまくいかなかった」という発想を、
- 「〇〇があったけど、次はどう対応するかを考えよう」 というように、自分で行動を選択する視点に変えることが大切です。
問題に対する「所有権」を持つ
「自分が関与する問題は、自分の責任で動かせる部分がある」と考えます。他責思考では「これは自分のせいじゃない」と切り離してしまいますが、「自分がこの状況にどう影響を与えるか」を主体的に考えると、解決への道筋が見えやすくなります。
感情的反応を抑え、事実を客観視する
人は感情的になると「他人のせい」にしやすくなります。問題が起きたときは、まず冷静になり、感情ではなく事実に基づいて考えることが大切です。
- 感情的反応: 「あの人が悪いせいで!」
- 冷静な視点: 「この問題が起きたのは、何が原因だったのか?」
原因を探る際に「なぜ」を繰り返す(5 Whysメソッド)
問題が起きた原因を探るとき、「なぜ?」を繰り返して掘り下げます。 例:
- 「なぜこの仕事が遅れたのか?」→「指示が曖昧だったから。」
- 「なぜ指示が曖昧だったのか?」→「確認を怠ったから。」
- 「なぜ確認を怠ったのか?」→「忙しくて優先順位を誤ったから。」 このように原因を深掘りすると、自分が改善できるポイントが見えてきます。
「コントロールできる範囲」にフォーカスする
自分が変えられる部分と、変えられない部分を分けて考えます。他責思考では変えられない部分に目が行きがちですが、自分の行動や考え方といったコントロール可能な部分に集中することが重要です。
「原因」よりも「解決」に意識を向ける
過度に「誰が悪いのか」を考えるのではなく、「これからどうするか」を重視します。未来志向のアプローチは、責任転嫁の思考を抑え、自分の行動を前向きに変える助けになります。
失敗を成長の機会と捉える
失敗を他人のせいにすると、自分の成長のチャンスを逃してしまいます。「この経験から何を学べるか」を考えることで、他責思考から抜け出し、次に生かす力が身につきます。
他人を批判する前に、自分の行動を見直す
他人のミスや行動が気になったとき、その前に「自分が同じ立場ならどうするか」「自分の行動が問題にどの程度影響していたか」を振り返る習慣をつけます。
自分に問いかける言葉を変える
他責思考をやめるには、内省を促す質問を自分に投げかけると効果的です。
- 「あの人のせいで」→「自分は何ができたか?」
- 「こんな状況では無理」→「この状況でできることは何か?
努力する前に自分を分析する
まず、自分にどれほど期待していいのか、または他人の評価をどれほど気にするタイプなのか分析した方がいいです。その分析を生かして、間違った方向に努力していないか確認するようにしましょう。他責による自己満足ではこのまま現状維持か落ちてしまうだけになってしまいます。上に行くためには自己分析と思考の変化と方向を間違えていない努力次第で変えることができます。