インターリービング学習法とは?科目をあえて混ぜると成績が上がる理由
「同じ科目を3時間ぶっ通しで勉強したのに、次の日にはあまり覚えていない…」
そんな経験があるなら、勉強の順番を変えるだけで効率が上がるかもしれません。
今回紹介するのは、**インターリービング学習法(交互学習)**です。これは、1つのテーマを長く続けるのではなく、複数のテーマを短い単位で切り替えながら学ぶ方法です。
インターリービング学習法とは?
インターリービング学習法は、たとえば次のように学習を組みます。
- 25分:数学(二次関数)
- 25分:英語(長文)
- 25分:理科(化学式)
- 25分:数学(図形)
このように「同じ科目でも違う単元」「別科目」を交互に入れることで、脳が毎回「今は何を使うべきか」を判断するようになります。
なぜ効果があるの?
1. 問題の見分け力が上がる
テストでは「この問題はどの解法を使うか」を見分ける力が必要です。交互学習は、解法を切り替える練習になるため、初見問題に強くなります。
2. 思い出す負荷がかかる
同じ問題を連続で解くと、前の流れで解けてしまいます。交互にすると一度忘れかけるため、毎回思い出す必要があり、記憶が強くなります。
3. 集中のマンネリを防げる
同じ作業を続けると脳は慣れて注意が落ちます。テーマを切り替えることで、気持ちをリセットしやすくなります。
具体的なやり方(今日からできる)
ステップ1:3つの学習ブロックを用意する
例)
- 数学:計算問題
- 英語:単語+長文
- 理科:用語暗記
ステップ2:1ブロック20〜30分で回す
目安はポモドーロと同じく25分です。長すぎると切り替えのメリットが減ります。
ステップ3:1日の最後にミニ確認テスト
各ブロックから1〜2問ずつ解いて、どれが弱いかを確認しましょう。ここで「苦手が見える」のが交互学習の強みです。
1週間の例(受験生向け)
- 月・水・金:数学A → 英語長文 → 理科基礎
- 火・木:数学B → 英単語 → 社会一問一答
- 土:1週間で混ぜた範囲の復習テスト
- 日:間違えた問題だけを再挑戦
ポイントは、「同じ順番で固定しすぎない」ことです。順番を少し入れ替えると、より実戦に近い訓練になります。
うまくいかない時の注意点
- 最初に基礎理解がない単元は、先に普通の学習で理解する
- 切り替え回数を増やしすぎない(1日3〜5ブロックで十分)
- ただ科目を変えるだけでなく、「違う種類の問題」を混ぜる
インターリービングは万能ではありませんが、「理解した内容を使える知識にする」段階でとても強い方法です。
まとめ
インターリービング学習法は、
- 科目や単元を交互に学ぶ
- 解法の見分け力を育てる
- 思い出す練習が増えて記憶が定着する
というメリットがあります。
「長時間やっているのに成績が伸びない」と感じるときは、勉強時間を増やす前に、まずは学習の並べ方を変えてみましょう。やり方が変わると、結果も変わります。

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